腸活のためにヨーグルトを食べても便通がよくならず、おならは臭いままで、腸活できている気がしません。そこで、一般的なヨーグルトでは私の腸に効果がないのかもしれないと思い、乳がんの治療法に詳しい友人から勧められたカスピ海ヨーグルトを自分で作って食べてみました。
カスピ海ヨーグルトが注目され始めた当初は、まだスーパーでは売られておらず、菌を分けてもらって自分で作るしか入手方法がありませんでした。
私は知り合いから菌を分けてもらって作りました。現在はヨーグルトがスーパーで売られているし、カスピ海ヨーグルトの素も売られていて自分で作ることもできます。
カスピ海ヨーグルトを作る前に、容器をスプーンを熱湯消毒します。雑菌が混入しているとうまく発酵しなくなってしまうので、毎回熱湯消毒する必要があります。
熱湯消毒した容器に牛乳を200mlくらい入れて、次にカスピ海ヨーグルトのタネを入れてよくかき混ぜ、さらに牛乳200mlくらいを入れます。フタをややずらした状態で容器の上に置いて、数日室温に置いておくと完成します。
食べてみたら酸っぱくておいしくありませんでした。しかし、腸活のためなのでおいしさは二の次です。毎日200gほどを食べ続けてみました。
カスピ海ヨーグルトの菌は、一般的なヨーグルトに含まれている菌よりも酸に強い性質があり、胃酸に負けずに腸に届くと聞いていました。そのため、腸内環境を改善して便通がよくなると思ったのですが、一般的なヨーグルトを食べていたときと便通のよさに違いを感じることはできませんでした。
毎回、容器とスプーンを熱湯消毒しないといけないし、次に作るための菌を少しとっておかないといけないし、作るのが面倒なのに便通がよくならなくてがっかりしてしまいました。
人によってはカスピ海ヨーグルトで腸内環境がよくなるのかもしれません。しかし、腸内に棲みつく細菌は人それぞれ違うので、合う合わないがあります。私にあっていないようなので、しばらく食べたらやめてしまいました。